【宇宙開発】風船でロケットを宇宙から回収? イーロン・マスクの新たな奇策
ロケットの再使用で打ち上げの低コスト化を目指す、宇宙企業スペースXのイーロン・マスクCEOは2018年4月15日、ツイッターで「軌道に乗ったロケットの上段を、巨大な風船で回収する」というアイディアを披露した。実現すれば、ロケットの完全再使用が可能になり、さらなる低コスト化が実現できるかもしれない。■第2段機体を回収する難しさ
スペースXはすでに、運用中の「ファルコン9」ロケットの第1段については回収、再使用に成功しており、ロケットが垂直に着陸する映像はいつも話題になる。