【医学】ギラン・バレー症候群 免疫抑制の薬で重症患者の70%余が回復
急に手足の筋力が低下して後遺症が出るおそれがある病気「ギラン・バレー症候群」の治療で、
従来の方法に加えて免疫の働きを抑えるとされている薬を投与すると重症患者の70%余りが回復したという研究結果を千葉大学などがまとめました。ギラン・バレー症候群は、かぜや下痢など感染症の症状が出たあと、急に手足の筋力が低下する病気で、細菌やウイルスに感染したことをきっかけに、体内で作られた抗体が誤って自分の神経を攻撃することが原因と見られています。