【考古学】大型の建物跡発見 飛鳥時代の「吉野離宮」の中心的な建物か 奈良
奈良県吉野町の遺跡で、新たに、奈良時代のものとみられる大型の建物の跡が見つかりました。調査した地元の教育委員会などは、大仏を建立した聖武天皇などがたびたび訪れたと伝えられる「吉野離宮」の中心的な建物ではないかとみて注目しています。奈良県吉野町にある国の史跡「宮滝遺跡」で、吉野町教育委員会と県立橿原考古学研究所が去年からことしにかけて発掘調査したところ、東西23.7メートル、南北9.6メートルの大型の建物の跡が新たに見つかりました。