【心理学】「体内に虫」妄想の難病、10万人に約27人も、米国 「寄生虫妄想」で初の集団ベース研究
■とてもリアルな虫の感覚、治療は困難、「寄生虫妄想」で初の集団ベース研究数年前からある男性が、家族に恐ろしげなことを言うようになった。自分の体内に虫がいるというのだ。その虫には硬い殻があり、潰すとバリバリと音がするという。虫は自分の体内、とくに鼻や陰部の中を動き回っていると男性は訴える。当初、男性の家族は、そんなことはありえないとやんわりと本人に伝えたが、彼はいっそう頑なに同じことを言い募るばかりだった。