【化学】〈新宿駅アルミ缶爆発事件〉アルミ缶に洗剤、化学反応で破裂 容器移し替えに注意
JR新宿駅(東京都新宿区)のホームでアルミニウム製の缶からアルカリ性の洗剤が噴出し、通行人が負傷する事故が起きた。洗剤と缶が化学反応を起こし、発生した水素ガスの圧力で缶の蓋が外れ、洗剤が飛散したとみられる。洗剤の容器の移し替えには注意が必要だ。「山手線のホームでアルミ缶が爆発しました!」。8月下旬、新宿駅員からの110番通報を受けて警察官が駆け付けると、現場にはコーヒーのアルミ缶が転がり、無色透明の液体が飛び散っていた。