【歯学】エナメル質形成不全は西日本に多く、東日本で少ない西高東低、富山大学など全国調査
歯が虫歯になりやすくなる小児のエナメル質形成不全が西日本に多く、東日本で少ない西高東低の分布を示すことが、日本小児歯科学会と富山大学の調査で明らかになった。全国規模の調査でエナメル質形成不全の有病率や地域差が分かったのはこれが初めてという。調査は日本小児歯科学会臨床研究推進委員会が2015年10月から2016年1月にかけ、全国388の歯科診療施設の協力を得て7歳から9歳の健常児童4,985人を対象に実施。