【医療】「爪の写真」で貧血症診断、スマホ医療で新成果
貧血症はもっとも一般的な血液疾患であり、健康な赤血球やヘモグロビンが不足した貧血症の人は20億人いると推定されている。通常、貧血症は血液検査によって診断されるが、新しいスマホアプリでは人の爪の写真だけで診断できるという。ネイチャー・コミュニケーションに掲載された新しい論文が報告している。エモリー大学のウィルバー・ラム助教授ら研究チームが作成したアルゴリズムは、スマホで撮影した指の爪の根元の写真の色から、ヘモグロビンの濃度を分析することで貧血症を検出する。