【医療】内視鏡手術AIが補助 大分大、ソフトの検証実験に成功
大分大学は17日、人工知能(AI)を使って内視鏡手術を補助するソフトの検証実験に成功したと発表した。これまで熟練外科医の経験で判断していた作業がAIによって視覚化できるようになることで、手術の安全性が高まると期待されている。大分大によると、世界でソフトの検証実験に成功した報告例はないという。ソフト開発は日本医療研究開発機構(AMED)の「未来医療を実現する医療機器・システム開発事業」の一環で、大分大と福岡工業大、精密機器メーカーのオリンパスが共同で取り組んでいる。