【生物】漁獲激減のサケ 繁殖に新事実 人工孵化の稚魚より自然に生まれた稚魚のほうが川に戻る
日本の食卓に欠かせないサケの漁獲が激減している。すしネタなどで人気の、サケの卵、イクラも、10年で5割ほど価格が上昇。日本が頼ってきたサケの「ふ化放流事業」が行き詰まりを見せている。こうしたなか、サケの繁殖に関する新たな事実が明らかになった。漁獲量回復の切り札となれるのか。
(中略)
■“常識外れ”の発見
なにか、漁獲を増やす手だてはないか?
国の研究機関がことし1月、最新の技術を使った調査結果をまとめた。