【国際リニアコライダー】文科省「学術会議での議論が必要」とりあえず生き残った巨大加速器ILC誘致問題
■文科省は「関心を持って国際的な意見交換を継続」、球は再び学術会議へ岩手県北上山地が建設候補地となっている巨大加速器・国際リニアコライダー(ILC)について、文部科学省研究振興局の磯谷桂介局長が2019年3月7日、各国から物理学者が集まる国際将来加速器委員会(ICFA)のリニアコライダー国際推進委員会(LCB)会合=東京大学で開催=に出席して「現時点で日本誘致の表明には至らない」と述べつつ、「技術的研究の推進や立地地域への効果の可能性に鑑み、文部科学省はILC計画に関心を持って国際的な意見交換を継続する」と表明した。