【医学】生体肝移植はいらなくなるかもしれない!エピゲノム創薬が切り開く未来
本件は総合南東北病院の志村和政先生(当時)が主治医を務められた回復が全く望めない末期の肝臓疾患からの世界で唯一と考えられる回復症例を紹介し、エピゲノム創薬(新薬の開発)の新しい方向性を探ることを促す目的で寄稿したものである。この患者さんは退院から10年を経過した現在も健康に生活されている。唯一の症例であることが研究を難しくすることは予想されるが、この回復症例を持つ患者さんが健康な状態で日本におられること、この患者さんが研究開発に積極的に協力したいという考えをお持ちであることを最初にお伝えしたい。