【環境】温室効果ガスの「正味ゼロ」は2050年までに達成可能、英委員会
英国の気候変動委員会が発表した新しい報告書によると、地球温暖化ガスの「正味ゼロ(排出した分だけ回収してプラスマイナスゼロにすること)」目標は、30年後には既存テクノロジーで達成可能だという。英国は2008年、気候変動法の一環として、2050年までに温室効果ガス排出量を80%削減することを定めた。今回の報告書を作成した気候変動委員会は、より野心的な新しい目標は、以前作成した予算案を超過することなく達成可能であり、できる限り速やかに法案を成立させるべきだと述べている。