【漢方・倫理】中国の伝統薬需要、世界のロバ個体数を半分以下にする恐れ 報告
【11月22日 AFP】中国で伝統薬を作るためにロバの皮の需要が高まっており、これによって5年以内に世界のロバの個体数が半分以下に減る恐れがあることが分かった。調査チームが21日に報告した。英国を拠点とする動物愛護団体「ドンキー・サンクチュアリ(Donkey Sanctuary)」の報告によると、中国で風邪や老化などに効くとされる「阿膠(あきょう)」と呼ばれる膠(にかわ)を抽出するために、毎年500万枚近いロバの皮が消費されている。