【研究】114歳の女性から採取された細胞の年齢を「iPS細胞」に変化させることで0歳に若返ることに成功(米研究)
アメリカの研究グループが、114歳の女性から採取した細胞を再プログラムして、「iPS細胞」に変化させることに成功した。驚いたことにその細胞の年齢は0歳に若返ってしまったという。「長寿と病気への抵抗力に関する基本メカニズム」の理解へ向けた重要な一歩であるそうだ。■iPS細胞を作れる年齢に上限はあるのか?iPS細胞(人工多能性幹細胞)とは、大人の細胞を遺伝的にプログラムし直すことで、この世に誕生したばかりの胚に含まれる細胞――すなわち「胚性幹細胞(ES細胞)」と同じような状態に変化させたものだ。