【研究】スナック菓子の袋に反射した光から、周囲の様子を画像で“復元”する
鏡というものは、自分では直接見ることができないものを見る際の助けになる。ハイウェイで後ろから追い越していくクルマや、自分の顔にできた嫌な吹き出物といったものだ。そして光沢のある物体にちょっとしたコンピューター処理を施すことで、ほぼ何でも鏡のように使えることが、このほど明らかになった。ワシントン大学のコンピューター科学者のチームが発表した最新の研究によると、金属で表面処理を施したスナック菓子の袋から反射される光を利用して、周囲の環境を比較的信頼できる状態で画像として復元できたという。