【研究】花粉に飢えたマルハナバチは葉に「半月型の穴」を開けることで30日も開花を早めていた
黄色と黒の鮮やかなストライプが目を引く「マルハナバチ」は、優秀な送粉者として知られます。密に詰まったふわふわの体毛が花粉を絡めとり、植物から植物へと渡し歩くのです。またマルハナバチにとっても、花粉は重要な食料源となっています。花の開花が遅れて、花粉が手に入らないと飢えることもあるのです。そんな時、マルハナバチは、花を予定より早く咲かせるためにある変わった行動を取ることが、スイス・チューリッヒ工科大学により発見されました。