【医療】コロナ下の抗生物質使用増、細菌耐性強化で「死者増える」 WHOが警告
【6月2日 AFP】世界保健機関(WHO)は1日、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)のパンデミック(世界的な大流行)の中で増えている抗生物質の使用が、細菌の耐性を強化し、コロナ危機の間やそれ以降の死者の増加につながる可能性があると警告した。WHOのテドロス・アダノム・ゲブレイェスス(Tedros Adhanom Ghebreyesus)事務局長は、従来の治療で使用されてきた薬に対する耐性を強めている細菌感染症の病原体が「憂慮すべき数」に上っていると述べた。