【歴史】ドイツは2度降伏した、第二次大戦の知られざる真実 戦勝記念日がロシアとほかの国々で違う理由は?
1945年5月7日、ドイツはフランスのランスで連合国に対して無条件降伏し、第三帝国は終焉のときを迎えた。それとも、終焉のときは5月9日のベルリンだったのか?それはどちらも事実だ。対立するイデオロギー、ソ連と他の連合国との軋轢、そして第一次世界大戦後に残った禍根によって、ドイツは実際に2回降伏した。
■ヒトラーの死と最初の降伏
1944年から45年にかけて、連合国の勝利がますます確実になり、米国、ソ連、フランス、英国はドイツ降伏の条件について検討を重ねていた。