【宇宙開発】ゆっくり降下しながら火星の大気を観測するバルーン型の探査機
その存在を人類が知ってから200年以上が経つ火星の大気。欧州宇宙機関(ESA)とドイツ火星協会では現在、火星の大気や地質構造をより深く知るために、バルーンを備えた探査機の研究を進めています。■上層から地上までゆっくりと降りていきながら大気や地表の観測を実施地上でテストを受けるバルーンのプロトタイプ(Credit: ESA)
ドイツ火星協会が計画している「ARCHIMEDES(※)」は、重量約10kgの観測装置等と直径およそ10mのバルーンを組み合わせた探査プローブです。