【動物】極寒地の「そり犬」、9500年前にはすでに活躍、イヌの家畜化の謎 最新研究
■高脂肪食や高い運動能力など独特な遺伝的特徴も判明もこもこの体毛にくるりと巻いた尾をもつグリーンランド・ドッグは、北極圏のツンドラ地帯が原産のそり犬だ。その遺伝的歴史を初めて深く掘り下げた最新研究によれば、世界最古の犬種かもしれないという。イヌの中でも、1989年に犬種となったばかりのラブラドゥードルなどとは違って、ハスキーやマラミュートなどを含むそり犬たちの系統は、少なくとも9500年前には確立されていた。