【新型コロナ】米の専門家「致死率低下に安心求めるのは誤り」
アメリカで新型コロナウイルスの感染者が再び増える中、トランプ政権で対策に携わるファウチ博士は、感染の中心が若い世代に移ってきていると指摘したうえで、「深刻な状況に変わりはない」と述べて、警戒を緩めるべきではないと訴えました。ジョンズ・ホプキンス大学のまとめによりますと、アメリカで6日に報告された新たな感染者の数はおよそ4万5000人と再び増えていて、地元メディアはテキサス州やアリゾナ州などでは入院患者が急増し、医療機関の受け入れ能力が限界に達しつつあると伝えています。