【古生物】『ジュラシック・パーク』で大活躍の恐竜、本当はこんな姿だった
■毒を吐かず首のフリルもなかったディロフォサウルス、包括的な論文が発表される1993年の映画『ジュラシック・パーク』のなかに、悪役のひとりが運悪くディロフォサウルス(Dilophosaurus wetherilli)に出くわし、殺される場面がある。人間よりも小さく、好奇心旺盛なディロフォサウルスは本性をむき出しにすると、エリマキトカゲのような首のフリル(えり飾り)を広げ、鋭い鳴き声を立て、悪役の目に毒入りの唾を吐きかける。