【ゲノム編集/技術】ゲノム編集「人類の生活変わる」 遺伝子配列発見の石野九大教授
2020年10月08日07時05分
ゲノム編集の開発につながる特異な遺伝子配列を約30年前に発見した九州大教授の石野良純さん(63)が7日、同大で記者会見し、「非常にうれしく、興奮している。間違いなく今後の人類の生活が変わる」とノーベル化学賞に選ばれた研究者2人の功績をたたえた。規則的な遺伝子の配列に気付いた瞬間について、「発見した時は、何をするものなのか全く分からなかった」とした上で、「あまりにもきれいな繰り返し配列があって、何か意味があるというのは想像できた」と振り返った。