【WHO】子宮頸がんワクチン接種率9割へ新目標設定 日本では接種率1%未満、年1万人が発症し3千人が死亡
子宮頸がんワクチン接種率9割へ WHOが新目標設定
世界保健機関(WHO)は17日、子宮頸がんの撲滅に向け、予防のためにHPV(ヒトパピローマウイルス)ワクチン接種率を2030年までに15歳以下の女子の90%にまで高めることを盛り込んだ新たな目標を設定した。子宮頸がんはワクチンで予防可能だが、日本では全身の痛みなど副作用の訴えが相次いだことを受け、厚生労働省が13年にHPVワクチンの積極的な接種勧奨を中止。