【環境】“世界で最も高い所にあるごみ捨て場” エベレスト山頂もマイクロプラスチック汚染、登山具に由来か 研究
世界最高峰エベレスト(Mount Everest)の山頂近くで、微量のマイクロプラスチックが確認されたとする論文が20日、科学雑誌「ワンアース(One Earth)」に掲載された。毎年数百人の登山者らが使う登山用具に由来するとみられている。標高8848メートルのエベレスト山頂に続く登山道は長年、蛍光色のテントや廃棄された登山用具、空のガスボンベ、さらには凍った排せつ物までもが散乱しており、「世界で最も高い所にあるごみ捨て場」とも呼ばれている。