【環境】衣類から流出したマイクロプラスティックで、北極海までもが“汚染”されつつある
衣類から流出したマイクロプラスティックで、北極海までもが“汚染”されつつある洗濯機にポリエステルのセーターを投げ入れると、セーターは簡単にきれいになる。しかし、完全に元通りになるわけではない。水ですすぐ際に数百万もの合成繊維が抜け落ち、排水とともに流れ出し、処理プラントにたどり着くことになるのだ。こうしたマイクロファイバーが1カ所の処理施設につき毎年210億本ほど、ろ過システムをすり抜けて海に流れ出し、渦を巻いて浮遊してから沈殿する。