【地球温暖化】CO2を大気から直接回収 脱炭素を担う「夢の新技術」 実用化へコスト課題に
CO2を大気から直接回収 脱炭素を担う新技術
実用化へコスト課題に
二酸化炭素(CO2)を大気から直接回収して地球温暖化を防ぐ技術が注目を集めている。石炭火力発電所の廃止や再生可能エネルギーの導入といった経済活動に制約を与えることなく、大気中の温暖化ガスの濃度だけを減らす夢の技術だ。現状の回収コストは高く実用化の道のりは険しいが、2050年に温暖化ガス排出量を実質ゼロにする脱炭素の救世主になる可能性を秘めている。