【医学史】1834人の遺体「解剖録」、国立ハンセン病療養所・長島愛生園で確認 解剖常態化裏付け
1834人の遺体「解剖録」、ハンセン病の療養所で確認瀬戸内海の長島にある日本初の国立ハンセン病療養所「長島愛生園(あいせいえん)」(岡山県瀬戸内市)で、開園翌年の1931~56年に死亡した入所者のうち、少なくとも1834人の遺体が解剖されていたことを示す「解剖録」が確認された。愛生園によると、この間の死亡者の8割を超え、専門家は「入所者の解剖が常態化していたことを具体的に裏付ける資料」と話している。