【新型コロナ】強い感染力裏付け 「N501Y」ヒト細胞膜上の受容体と結合する部位の立体構造解明 カナダ大学
強い感染力裏付け 「N501Y」結合の立体構造―新型コロナ変異株・カナダ大学
新型コロナウイルスの変異株のうち、感染力が強い「N501Y」について、人の細胞の表面にある受容体たんぱく質に結合する部分の立体構造を解明したと、カナダのブリティッシュコロンビア大の研究チームが8日までに発表した。変異前に比べて結合しやすくなる化学的性質が確認される一方で、この結合を妨害して感染を防ぐ人の中和抗体の働きには、大きな影響がないとみられることが分かった。