【ナゾロジー】ラットに仲間を助け他者を見捨てる「差別の脳回路」が見つかる
ラットに仲間を助け他者を見捨てる「差別の脳回路」が見つかる「偏見」と「差別」は先天的なもののようです。7月13日にイスラエルのテルアビブ大学の研究者たちによって『eLife』に掲載された論文によれば、ラットが仲間を助け他人を見捨てる選択をするときに働く、神経回路の特定に成功したとのこと。同様の神経回路は人間にも存在すると考えられており、身内意識や仲間意識などにもとづく「偏見」や「差別」といった行動は、哺乳類全体で広く共有されていると考えられます。