【生物】メダカは約6500万年前の巨大隕石による大絶滅も生き延びた、琉球大などが確認
メダカは約6500万年前の巨大隕石による大絶滅も生き延びた、琉球大などが確認著者:波留久泉
琉球大学、東北大学、長浜バイオ大学、和歌山工業高等専門学校(和歌山高専)、神戸大学、沖縄科学技術大学院大学(OIST)、国際農林水産業研究センター(国際農研)の7者は8月2日、世界中からメダカ科魚類を収集し、ミトコンドリア全ゲノムと5つの核遺伝子の塩基配列の解析からメダカ科魚類のルーツに迫った結果、西インドの西ガーツ地方に固有の「セトナイメダカ」が、メダカ科魚類の系統進化の中で最も古くに分岐した種であり、そのほかの東南アジアや東アジアの種は、すべてセトナイメダカと姉妹関係にあることがわかったと発表した。