【新型コロナ】重炭酸カルシウムベースの消毒剤に新型コロナの不活化作用、東大が確認
重炭酸カルシウムベースの消毒剤に新型コロナの不活化作用、東大が確認著者:波留久泉
東京大学(東大)は10月5日、メゾスコピック構造を持つ重炭酸カルシウム結晶を主成分とし、非侵襲性・非可燃性・非刺激性で環境負荷の少ない消毒剤「CAC-717」の新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)に対する抗ウイルス効果を検証したところ、変異株を含む複数の新型コロナウイルスを15秒以内に不活化することが示され、市販のエタノール消毒薬と同等の抗ウイルス作用があることが確認されたと発表した。