【ナゾロジー】謎多き「中性子の寿命」がこれまででもっとも正確に測定される
謎多き「中性子の寿命」がこれまででもっとも正確に測定される原子核の構成材料でもある中性子は、物理学において基本的な粒子の1つといえるでしょう。しかし、その崩壊までの寿命はだいたい15分程度とわかっていますが、実験によって結果が異なり正確な時間はわかっていません。今回、米インディアナ大学ブルーミントン校(Indiana University Bloomington)などの研究チームは、ロスアラモス国立科学センターで、これまででもっとも正確な中性子の寿命測定を成功させたと報告しています。