【社会】乳児の顔青白く…ミルクに使った水から基準の1万2250倍の亜硝酸態窒素 群大病院
乳児2人の顔青白く、ミルクに使った水から基準の1万2250倍の亜硝酸態窒素群馬大付属病院(前橋市)で乳児10人が酸素欠乏症(メトヘモグロビン血症)を起こした原因は、冷暖房用の配管と上水管をつなぐバルブが腐食して、防食剤を含んだ水が上水管に流れ込んだことだった。同大が16日、有識者らで構成される調査委員会の調査結果を発表し、斎藤繁院長は記者会見で「周辺住民や乳児の家族、病院を利用される方々に多大な心労をおかけし申し訳ない」と謝罪した。