【スポーツ科学】厚底シューズの故障リスク…接地時間減って衝撃大、青学大・原監督は「ケガの場所が変わった」
厚底シューズの故障リスク…接地時間減って衝撃大、青学大・原監督は「ケガの場所が変わった」厚底シューズの開発競争が続く中、最近は厚底特有のケガの懸念も顕在化してきた。厚底は記録の伸びに大きく貢献してきたが、登場から5年近くがたち、リスクも併せ持つ現実が浮かび上がっている。(工藤圭太、後藤静華)■選手400人調査 股関節回りケガ「2倍超」
今年の箱根駅伝を制した青学大の原晋監督は、「今までは下腿(かたい)部のケガが多かったが、最近は厚底の影響で、でん部回りの故障が増えている」と話す。