【天文】小惑星のスペクトルは宇宙風化で青くなっていく、JAXAなどが確認
小惑星のスペクトルは宇宙風化で青くなっていく、JAXAなどが確認宇宙航空研究開発機構(JAXA)は1月7日、小惑星帯に位置する直径114kmの小惑星「596 シーラ(シャイラ)」において、2010年12月に起きた天体衝突の前後に取得した近赤外線のスペクトルを比較したところ、色がより赤く変化したことが確認され、衝突後は、長期間にわたって宇宙空間にさらされてきた小惑星の古い表層が、衝突でクレーターから放出された地中の新鮮な物質に覆われたことを示していると発表した。