【天文】重力波望遠鏡「KAGRA」施設内の計測器がトンガ火山噴火の影響を捉えていた
重力波望遠鏡「KAGRA」施設内の計測器がトンガ火山噴火の影響を捉えていた日本時間2022年1月15日13時頃、トンガの火山「フンガ・トンガ=フンガ・ハアパイ」で大規模な噴火が発生しました。この噴火は潮位変動を引き起こし、気象庁によると岩手県久慈港をはじめ、国内各地で津波が観測されています。東京大学宇宙線研究所(ICRR)は2月4日、岐阜県の神岡鉱山跡に建設された重力波望遠鏡「KAGRA(かぐら)」の施設内にある計測器が、遠くトンガで起きた噴火の影響を捉えていたことを明らかにしました。