【ナゾロジー】ウミガメの卵を保護目的でビーチの別の場所に移動させると、脳の発育に問題が生じてしまう
ウミガメの卵を保護目的でビーチの別の場所に移動させると、脳の発育に問題が生じてしまう現在、ウミガメのほとんどは絶滅危惧種に認定されており、世界中でウミガメの保護が課題となっています。保護のためには、ウミガメが産んだ卵をビーチの別の場所へ移動させる必要も出てくるでしょう。しかしメキシコのサン・ニコラス・デ・イダルゴ・ミチョアカン大学(UMSNH)に所属する動物学者エスペランサ・メレンデス・ヘレラ氏ら研究チームは、本来の産卵場所から卵を移動させるとウミガメの脳は発達が妨げられてしまうと報告しました。