【新型コロナ】65歳以下の新型コロナ患者の重症化リスクに遺伝子「DOCK2」が関連することが判明(Nature)
65歳以下の新型コロナ患者の重症化リスクに遺伝子「DOCK2」が関連することが判明慶應義塾大学(慶大)、東京医科歯科大学(TMDU)、大阪大学(阪大)、東京大学、北里大学、京都大学(京大)、科学技術振興機構(JST)の7者は、感染症学、ウイルス学、分子遺伝学、ゲノム医学、計算科学、遺伝統計学を含む、異分野の専門家が集まって結成した「コロナ制圧タスクフォース」が、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)患者検体のゲノム解析を進め、アジアで初めてCOVID-19患者と健常者との遺伝子型を網羅的に比較する大規模ゲノムワイド関連解析を実施し、その結果として免疫機能での重要な役割が知られる遺伝子「Dedicator of cytokinesis 2」(DOCK2)の遺伝子多型が、65歳以下の非高齢者における重症化リスクと関連性を示すことを発見したと発表した。