【新潟県佐渡】60年代に発見のクジラ化石、実は世界最古だった…新種であることも判明
新潟県佐渡市は、同市南部の素浜海岸で1960年代に見つかったツチクジラ属の頭骨の化石が、その後の研究で同属としては世界最古である約1200万年~1100万年前の新種だったと発表した。頭骨は長さ約24センチ、幅約25センチ、高さ23センチで、旧小木町民が見つけた。69年に新潟大の研究グループが、アカボウクジラ科のツチクジラ属に類似するとの論文を発表したが、比較標本が不足していて当時は詳細な検討が行われなかった。