【話題】最高位の色「深紫」 1000年の時を超え、染色美術家らが再現
最高位の色「深紫」 1000年の時を超え、染色美術家らが再現かつて各地で自生しながら絶滅危惧種となった白い花「紫草(ムラサキ)」。万葉集で詠まれるなどゆかりある滋賀県東近江市では今でも自生種が栽培されている。平安時代の文献の染色技術に関する記載に、最高位の色とされた「深紫(こきむらさき)」の材料と分量が残されている染色方法は謎に包まれていたが、1000年以上の時を超え、染色美術家と考古学者らがこの紫草を使って高貴な色を再現。