【マイクロプラスチック】便中マイクロプラスチック濃度は乳製品摂取や哺乳瓶使用に関連
便中マイクロプラスチック濃度は乳製品摂取や哺乳瓶使用に関連便中マイクロプラスチック濃度は腸内細菌の組成や多様性に影響している可能性大西 淳子=医学ジャーナリスト
中国復旦大学のDandan Ke氏らは、中国のアモイで3~6歳の幼稚園児69人の便に含まれているマイクロプラスチックを定量する横断研究を行い、摂食行動や食習慣との関係を検討したところ、対象になった小児の85.5%からマイクロプラスチックが検出され、便中のマイクロプラスチック濃度は乳製品の摂取量や哺乳瓶の使用に関連することが示唆され、マイクロプラスチック濃度は腸内細菌叢の組成や多様性に影響している可能性があると報告した。