被害拡大、背景に群発地震 耐震化も損傷蓄積 「事前の対策を」識者警鐘・能登地震
■被害拡大、背景に群発地震 耐震化も損傷蓄積 「事前の対策を」識者警鐘・能登地震最大震度7を観測した能登半島地震では、石川県珠洲市などで多数の家屋が倒壊した。同県輪島市では約200棟が焼ける大規模火災も発生。被害拡大の背景には、群発地震による損傷の蓄積などがあると専門家は指摘する。震災発生後に珠洲市と輪島市を現地調査した金沢大の村田晶助教(地震防災工学)によると、今回の震源域では3年以上にわたって地震が発生していた。