【素粒子】世界から反物質の大半が消えた謎に迫るT2K実験、大幅強化を経て実験再開
世界から反物質の大半が消えた謎に迫るT2K実験、大幅強化を経て実験再開T2K実験国際共同研究グループ、高エネルギー加速器研究機構(KEK)、東京大学、J-PARCセンターの4者は1月17日、2020年に世界で初めてニュートリノと反ニュートリノの振る舞いの違いの大きさを示す物理量「CP位相角」に大きな制限を与えたT2K実験において、増強されたニュートリノビームと新型ニュートリノ検出器を用いた実験データ取得を2023年12月より開始したことを共同で発表した。