【考古学】富雄丸山古墳、木棺から「三角縁神獣鏡」発見か 被葬者は巫女の可能性
富雄丸山古墳、木棺から「三角縁神獣鏡」発見か 被葬者は巫女の可能性国内最大の蛇行(だこう)剣や盾形銅鏡が見つかった奈良市の富雄丸山古墳(直径109メートル、4世紀後半)で、墳丘から張り出した「造り出し」の木棺から、青銅鏡や漆塗りの竪櫛(たてぐし)が見つかり、市教育委員会が13日、発表した。いずれも邪を払う意味があるとされ、被葬者は呪術性を帯びた特別な巫女(みこ)の可能性も浮上し、当時の葬送儀礼やヤマト王権との関係を考える上で重要な資料になりそうだ。