【バイオ】都立大、性染色体が雌雄の対立を軽減することをハエを用いた研究で確認
都立大、性染色体が雌雄の対立を軽減することをハエを用いた研究で確認東京都立大学(都立大)は7月25日、複数のショウジョウバエ種が持つ「ネオ性染色体」と呼ばれる起源の新しい性染色体を用いて、もともと常染色体だった染色体が性染色体になると、遺伝子発現にどのような影響を及ぼすのかを調べた結果、常染色体において雌雄で同じように発現していた遺伝子が、その染色体が性染色体化すると「性バイアス遺伝子」に進化しやすい傾向があることがわかり、またその傾向は特に幼虫において強いことが判明したと発表した。