【天文】東北大、金星大気高層において重水素を含む水が劇的に増加することを確認
東北大、金星大気高層において重水素を含む水が劇的に増加することを確認東北大学は8月20日、欧州宇宙機関の金星探査機「ビーナス・エクスプレス」(2006年4月に金星に到着、2014年5月運用終了)のデータを用いて、金星大気中に含まれる水蒸気のうち、水素(H)2個と酸素からなる通常の水分子(H2O)と、水素・重水素(D)と酸素からなる重い水分子(HDO)の同位体比(HDO/H2O比)が、高度70~100kmにかけて劇的に増加することを確認したと発表した。