【スピントロニクス】阪大、塗るだけで高効率スピン偏極電流を発生させる半導体高分子を開発
阪大、塗るだけで高効率スピン偏極電流を発生させる半導体高分子を開発大阪大学(阪大)は9月13日、キラルな半導体高分子「poly-(S,S)-ITD」および「poly-(R,R)-IDT」を開発し、「不斉誘起スピン偏極(CISS)効果」により電流中の電子のスピンの向きを、キラルな半導体高分子の中では最高クラスの値となる70%程度の効率(スピン偏極率)で同方向にそろえた「スピン偏極電流」を発生させる、「スピンフィルタ」としての性質を持つことを見出したと発表した。