【生物】ビブリオ菌の運動器官「べん毛」回転モーターの構造解析に成功 名古屋大学と大阪大学
ビブリオ菌の運動器官「べん毛」回転モーターの構造解析に成功 名古屋大学と大阪大学
名古屋大学と大阪大学の共同研究で、海洋性ビブリオ属細菌のべん毛の足場複合体であるSリングの構造が解明された。細菌は遊泳(移動)するためにべん毛と呼ばれるらせん状の繊維構造の運動器官を持ち、根本に存在するべん毛モーターをスクリューのように回転させることによって液体中を泳いで栄養源を求めたり、危険な環境から逃れたりすることができる。