東大、帰還試料中の火星生命の痕跡を粘土に妨害されず確認する手法を開発
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東大、帰還試料中の火星生命の痕跡を粘土に妨害されず確認する手法を開発東京大学(東大)は2月19日、火星から持ち帰られた試料において、火星生命の痕跡が検出される可能性が高い部位として考えられている岩石と水が接触した部位について、粘土の生成により生命痕跡のシグナルの取得が妨害される問題の解決に向け、さまざまな分析手法を試した結果、赤外線を照射することで粘土と微生物の同時検出が可能なことを確認し、火星生命検出技術の性能向上が可能になったと発表した。